大富豪(大貧民)の用語を五十音順にまとめました。日本大富豪連盟の公式ルールで使う用語には☆がついています。「地方ルール」とある用語は、公式ルールでは採用していません。ルールの詳しい説明は大富豪のルール、条文は公式ルールブックをご覧ください。(随時更新中!)
あ行:一枚出し/11バック
か行:階段出し/階段革命/革命/革命返し/下克上/ゲーム/献上/5飛ばし
さ行:三枚出し/10捨て/ジョーカー/砂嵐/ステージ/スペ3返し/スート縛り/階段縛り/激縛/片縛/セット
た行:大貧民/大富豪/ターン/デック/手札/手札交換/天下一大富豪大会/天変地異
な行:流れ/7渡し/日本大富豪連盟/二枚出し
は行:場/パス/8切り/反則上がり/貧民/平民/富豪/ブラインドカード/プレイヤー
ま行:都落ち/持ち時間
や行:やぎり
ら行:ラウンド
あ行
一枚出し(シングル)☆
一枚出しとは、カードを1枚だけ場に出すことです。ゲームの出だしに多い出し方です。最後にジョーカーが出たときは、スペ3返しに注意。
11(J)バック・イレブンバック(地方ルール)
11バック(イレブンバック)とは、Jが出るとそのターンだけ強さが逆になる、または手番の順が逆回り(リバース)になる地方ルールです。どちらの意味で使うかは地域によって違うようです。連盟が最後まで採用を迷ったルールという噂も。
か行
階段出し ☆
階段出しとは、同じマーク(スート)で強さの順に続く3枚以上のカードを、まとめて場に出すことです(例:♡3・♡4・♡5)。場に階段があるときは、同じ枚数で、いちばん弱い数字がより強い階段を出せます。8を含む階段で場を流す地方ルールは一般的なようですが、公式ルールでは流れません。
階段革命(地方ルール)
階段革命とは、4枚以上の階段を出すと革命が起きる地方ルールです。公式ルールでは採用していません。公式ルールの革命は、同じ数字を4枚以上出したときだけ起きます。
革命 ☆
革命とは、同じ数字のカードを4枚以上(ジョーカーを含めて最大6枚)出すと、ジョーカー以外のカードの強さが逆になるルールです。3がいちばん強く、2がいちばん弱くなります。強さは革命が起きた直後から変わり、そのゲームが終わるか、次に革命(革命返し)が起きるまで続きます。革命で場のカードを流す地方ルールもあるようです。
革命返し ☆
革命返しとは、革命中にもう一度革命を起こして、強さを元に戻すことです。出し方の条件はふだんと同じで、場に出ている革命の手と同じ枚数で、より強いカードを出します。
下克上(階級革命)(地方ルール)
下克上とは、大貧民がいちばんに上がった時点でそのゲームが終わり、全員の階級が逆になる地方ルールです。
ゲーム(試合)☆
ゲームとは、カードを配ってから、全員の順位が決まるまでの一区切りのことです。4ゲームで1セットになります。
献上 ☆
献上とは、カード交換のときに、貧民や大貧民が富豪や大富豪へ、手札でいちばん強いカードを1〜2枚渡すことを指す連盟用語です(こう呼ぶこともある、程度)。あえて屈辱的な名前なのは、早くその位置を抜け出してほしいという願いから、であるかは不明。大富豪や富豪から渡すカードを下賜(かし)と呼ぶかどうかも不明。
5飛ばし(ごとばし)(地方ルール)
5飛ばしとは、5を出すと、出した枚数だけ次の人の番を飛ばす地方ルールです。やり方は地域によって違います。公式ルールでは採用していません。
さ行
三枚出し(トリプル)☆
三枚出しとは、同じ数字のカードを3枚まとめて出すことです。同じ数字を4枚以上出すと「革命」になります。
10捨て(じゅうすて)(地方ルール)
10捨てとは、10を出すと、出した枚数だけ手札を捨てられる地方ルールです。やり方は地域によって違います。公式ルールでは採用していません。
ジョーカー(Joker、JK、ババ、ワイルドカード)☆
ジョーカーとは、1枚で出すといちばん強く、ほかの数字の代わりにも使えるカードです。革命中も1枚ならいちばん強いままです。公式ルールでは、ジョーカーを含む出し方で縛りを始めることはできませんが、すでに縛られているときは足りないマークをジョーカーで補えます。
砂嵐(すなあらし・33返し)(地方ルール)
砂嵐(33返し)とは、3を3枚同時に出すと最強になり、どんな状況でも場を流せる地方ルールです。公式ルールでは採用していません。
ステージ
ステージとは、大会の予選、準決勝、決勝などの段階のことです。それぞれ予選ステージ、準決勝ステージ、決勝ステージと呼びます。
スペ3返し ☆
スペ3返しとは、ジョーカーが1枚だけで出されたときに限り、スペードの3(♠3)を出してジョーカーを切れるルールです。♠3が出ると場が流れます。革命中でも、縛りの最中でも使えます。革命中は♠2で返せるとする地方ルールもありますが、公式ルールでは採用していません。
スート縛り ☆
スート縛りとは、場に出ているカードと同じマーク(スート)のカードが続けて出されると、場が流れるまでそのマークしか出せなくなるルールです。1枚出しでも、複数枚の出し方でも起きます。地方ルールにはいくつものバリエーションがあります。
階段縛り(数字縛り)(地方ルール)
階段縛りとは、縛りが起きたあと、次の人は1つ上の数字(革命中は1つ下)しか出せなくなる地方ルールです。9で縛られたら、次は10を持っていないと出せません。
激縛(完縛)(地方ルール)
激縛とは、スート縛りと階段縛りを両方採用する地方ルールです。マークと数字の両方に制約がかかるため、続けて出すのがとても難しくなります。
片縛(かたしば)(地方ルール)
片縛とは、複数枚の出し方で、マークの一部だけが一致したときにも縛りが起きる地方ルールです。なお、場が空の状態から出された最初の出し方の直後にしか縛りを起こせないルールと、途中からでも縛れるルールがあり、後者を途中縛りと呼びます。
セット ☆
セットとは、4ゲームのまとまりのことです。セットごとに得点を合計して順位を決め、3セットで1ラウンドになります(天下一大富豪大会)。
た行
大貧民 ☆
大貧民とは、前のゲームで最下位(4位)だったプレイヤーのことです。大富豪にいちばん強いカードを2枚献上し、代わりに2枚もらいます。連盟ルールではシャッフルをする屈辱、もとい名誉を得ます。ちなみにこのゲームの名前は、関東では「大貧民」、関西では「大富豪」と呼ばれることが多いという説があります。連盟の名前がなぜ日本「大貧民」連盟にならなかったかは、代表二人が関西人だという以外に、そんな名刺を持ちたくなかったからだという噂があるとかないとか。
大富豪 ☆
大富豪とは、前のゲームで1位で上がった名誉あるプレイヤーのことです。大貧民からいちばん強いカードを2枚もらい、不要なカードを2枚渡します。ただし次のゲームで1位になれないと都落ちします。この名前がゲームの由来になっていることは言うまでもありません。
ターン(手番)☆
ターンとは、プレイヤーに順番に回ってくる、カードを出す番のことです。連盟公式ルールでは、大貧民から時計回りに進みます。
デック(デッキ)☆
デックとは、トランプのカード1組のことです。公式ルールではジョーカーを2枚使うので、合計54枚です(手札として配るのは、ブラインドカード2枚を除いた52枚)。
手札 ☆
手札とは、各プレイヤーに配られたカードのことです。4人の公式ルールでは、ジョーカー2枚を入れてブラインドカードを2枚抜くので、ゲーム開始時の手札は全員13枚です。
手札交換(カード交換)☆
手札交換とは、前のゲームの順位に応じて、ゲームの始めにカードを交換することです。連盟公式ルールでは、大富豪と大貧民が2枚、富豪と貧民が1枚ずつ交換します。上から下へ渡すカードは何でもよく、下から上へは手札でいちばん強いカードを渡します(献上)。交換は同時に行い、相手からもらうカードを見てから選ぶことはできません。同じ数字ならマークは自由です。実質かなり強い8やスペ3も、交換では普通の数字の強さで数えます。セットの最初のゲームでは交換はありません。
天下一大富豪大会
天下一大富豪大会とは、日本大富豪連盟が主催する全国最大の大富豪の競技大会です。連盟公式ルールで争われ、優勝者は栄えある「天下一」の称号を手にします。→ 天下一大富豪大会の開催情報
天変地異(地方ルール)
天変地異とは、配られた時点で大貧民の手札に絵札がない(10以下のカードだけ)とき、大富豪と手札を全部交換する地方ルールです。
な行
流れ(場流し)☆
流れとは、場に出ているカードを片付けて、場を空にすることです。流したカードは見られないように裏向きにします。
7渡し(ななわたし)(地方ルール)
7渡しとは、7を出すと、出した枚数だけ手札を次の人に渡せる地方ルールです。やり方は地域によって違います。公式ルールでは採用していません。
日本大富豪連盟
巷にあふれる大富豪(大貧民)の地方ルールを統一して競技大会を開き、世界に広めて誰がいちばん強いかを決めようというミッションを勝手に持って設立された団体です。当初は任意団体でしたが、2020年8月に一般社団法人になりました。
二枚出し(ペア・ダブル)☆
二枚出しとは、同じ数字のカードを2枚まとめて出すことです。
は行
場 ☆
場とは、プレイヤーがカードを出していく場所のことです。通常はプレイヤーに囲まれた卓上です。全員がパスしたときや8切りのときなどに場のカードは片付けられ、これを「流れ」と呼びます。
パス ☆
パスとは、自分のターンにカードを出せない、または出したくないときに、出さずに次の人へ回すことです。連盟ルールでは一度パスすると、その場が流れるまで出せないので、いわゆる「様子見」パスはできません。これは大富豪の有利を正すための工夫でもあります。場に何も出ていないときはパスできません。
8切り(はちぎり、やぎり)☆
8切りとは、8を1枚、または8だけの組み合わせで出したときに、場のカードを流せるルールです。階段の8でも流れる地方ルールもありますが、公式ルールでは階段では8切りになりません。このルールのおかげで8は実質最強のカードの一つといってもいいのですが、なぜかカード交換では普通の数字の8として扱われるので、貧民や大貧民が8をたくさん持っていれば、献上せずに逆転できる、かもしれません。→ 8切りとは
反則上がり(禁止上がり)☆
反則上がりとは、最後に特定のカードを出して上がると、負け扱いになるルールです。通常時は、2を含む出し方、8切り、ジョーカーを含む出し方、♠3の1枚。革命中は、3を含む出し方、8切り、ジョーカーを含む出し方です。最初に反則上がりをした人が大貧民になります。
貧民 ☆
貧民とは、前のゲームで3位だったプレイヤーのことです。富豪にいちばん強いカードを1枚献上し、代わりに1枚もらいます。
平民
平民とは、3人や5人で遊ぶときに、カード交換をしない真ん中の順位のプレイヤーのことです。連盟の準公式ルールでは、3人なら2位、5人なら3位が平民です。強いカードをそのまま持っていられるので、大富豪を都落ちさせるダークホースになりがち。ちなみに連盟ショップで売っている階級コースターには、平民が入っているものもあります。
富豪 ☆
富豪とは、前のゲームで2位だったプレイヤーのことです。貧民からいちばん強いカードを1枚もらい、不要なカードを1枚渡します。
ブラインドカード ☆
ブラインドカードとは、連盟公式ルールで、誰にも配らずに伏せておく2枚のカードのことです。ジョーカー2枚を入れて54枚になるので、2枚抜いて手札を全員13枚にそろえます。カードを完全には数えられなくなる一方、ブラインドカードが何かを推理すれば有利に進められます。ブラインドカードはセットごとに選び直し、同じセットの間は同じカードを抜いたままにします。
プレイヤー(プレーヤー、選手)☆
プレイヤーとは、ゲームをする人のことです。連盟公式ルールでは通常4人。最初のゲームで順位が決まってからは、大富豪、富豪などの階級で呼ばれます。大会では各プレイヤーは「選手」でもあります。
ま行
都落ち ☆
都落ちとは、前のゲームの大富豪が、ほかの誰かに先に上がられた時点で大貧民になるルールです。都落ちが決まったプレイヤーは手札を場に戻し、そのゲームから抜けます。ただし、ほかに反則上がりをしたプレイヤーがいれば、そのプレイヤーが下の順位になり、都落ちした人はその分だけ順位が上がります。→ 都落ちとは
持ち時間
持ち時間とは、1手にかけてよい時間のことです。大会では進行の都合で1手20秒が目安ですが、特に予選では厳しく管理しておらず、あくまで目安です。進行が遅れると結果発表が翌日に持ち越されるなどの問題が起きかねないので、スタッフ含めて迅速な進行を心がけたいところ。
や行
やぎり
「8切り(はちぎり)」と同じです。
ら行
ラウンド ☆
ラウンドとは、ターン、ゲーム、セットと並ぶ連盟のプレイ用語で、主に3セット(12ゲーム)で1ラウンドとします(天下一大富豪大会)。
